業界初!技術系コラム
題してBBDの「いまさら聞けない技術講座」

2000.9.10
第三回目です!
 
この夏は異常に暑かった。もう夏も終わり!宿題済みましたか?
9月にはまた 97%!のライブなので遊びにでも来て下さい。
(アップする前におわっちゃった!)
これからは愛ちゃんと相談して 色々なところでライブ活動して行きたいと思っています。
今回はスケジュールの 都合で愛ちゃんは一回休みで、他のシンガーさんが歌います。
9月後半にはいる と録音も控えていますのでお楽しみに...(こっちは愛ちゃんです)
 
さて、前々回英語が技術系ではかなり「知ったか...」をするのに有効
と言う事を話しました。時々、読み方が違ってる〜なんていうのに出逢いますが、
間違いもみんなですれば正しくなる、という言語の鉄則(昔、私の担任の
国語教師が、「言語は生き物、正解が時を経れば不正解になり、非常識が常識に
なり得る唯一の学問」とのたまった時には、「変な喋り方止めなさいっ」
っていう大人が、格好悪く見えたもんな!)に基づけば、間違いもいとまたおかし。
 
今流行のLynuxっていうOS(これがなんだかは後で説明しましょう)ご存知の
方も多いと思うけど、これがインターネットで流行した技術公開型の OSで、
ネットで話題になっただけに、その名前をどう発音するか誰も知ら なかった...
「リナックス」・「ライナックス」・「リナクス」色々な 呼び方で出現当初から
統一されていませんでした。だからどれも正解なんでしょう。
 
いままではあまりこういう例がなく、このOSを取り上げたTV番組では
あえて呼び方の統一はしないでいました。
そういえば、話はそれますが最近ラジオで流れていたCMで
「極彩色の思い出 を...」ってのがありこれを事も無げに
「キョクサイショクの...」って 読んでいました。
誰か教えて...これ正しいの?CMとかで改まって言われると自分が
間違 っているみたいな気になります。
少なくとも辞書には「ゴクサイシキ」しか載ってませんが。
 
そういえば昔、TVのアナウンサーが「旧中山道:キュウナカセンドウ」を
何を勘違いしたか「いちにちじゅうやまみち」と読んで話題になったとか
そういう分野とは違う、笑うに笑えない言語学にとって深刻な問題に発展する
可能性もあるかなと。
 
ついでなんで、もう一つ。最近録音したリカーウエルの曲
「歩道橋( 10.19発売!ヨロシク)」に「君のそばに居れて良かった」
と言う歌詞 があるんだけど、これ「居れて」じゃなくて「居られて」だよね、正しくは。
しかし、最近の若い子たち・特に中学生や高校生は話し言葉がすべてこの
シリーズで統一されていて、居れる・見れる・来れる...の方が一般的に
なってたりして...で、特に見送ってそのまま録りました。だって聞くのはみんな
その年代だもん。そのかわりこれ見て「そんな事あるんだ!」くらいに記憶の隅に
でもそう言う事留めてくれれば、言語の進化にも意義が増えるような気がします。
 
コンピューターの話ではなく言語の話になってしまいましたね。
っていってもあながち関係ないわけではなく、今回はコンピュータの言語の 話です。
 
コンピューターっていうのは人間に例えると、CPUが脳で、キーボード やモニタ、マウス
なんていうのは目や口や鼻とかそういった感覚を司る、人体の パーツにあたると
言う風に考えると分かりやすいと話をしました。
内部の構造の話も加えて色々説明したのが、バックナンバーにも載っている
ので、ちょっと読んで思い出してみて下さい。
 
さて、今回登場するのはOS(オーエスって一般的に呼んでいます)です。
これはOperation Systemの頭文字を取ったからOSで、
どこかの...劇場ではありません。
言葉の意味から察して、オペレーションは操作、システムはまあシステムと して、
つまりコンピュータの一番基礎的な動作を操るために必要なシステム
(あるいはソフトと言った方が分かりやすい)の事です。
またコンピュータを擬人化して考えましょう。
 
誰でも生まれたての時は赤ちゃんで、言葉も喋れないし、一人では 歩けないし、
ましてや仕事なんか出来ない...しかし人間なら育って行くに連れて
色々周囲の環境から自分の置かれた現実を、身体で覚えて行き、言葉を喋るよう
になり、歩いたり走ったり、笑ったり泣いたり、時には悪い事をして叱られたり、
と言う風になるでしょう。
コンピューターも組み立てた時は赤ちゃんで、言葉も喋れないで、
当然勝手に仕事してくれるわけでもありません。仕事をさせる前にまずOSが必要です。
つまり、仕事をさせる前に・言葉を喋らせて・常識を覚えさせ・身体の動かし方を
覚えさせないといけないわけです。
 
まあ、人間の子どもなら日本でそだてば日本語、アメリカ・オーストラリア・イギリスなら
英語、ドイツならドイツ語...というように環境に合った言葉を覚えるでしょう。
 
コンピュータのOSにもさせるべき仕事や、機種、使う人と会話するため
(使う人が操作するため)に、何種類もOSがあり、最適な物を選ぶようになっています。
 
最近はOSが最初っから登録(インストゥールだろ!と思った人えらい、しかし
これから説明しますですよ)されているコンピューターがたくさん売られていて、
そんなものは当然、最初から入っていると思っているあなた、確かに現状そうですが、
例えば中国で売られているコンピュータに日本語の変換辞書とかついていても
使わないでしょ。だからそう言うコンピュータってのは、既に10歳とか15歳
位に育った子どもだと思えば良いのです。まあ基本的に人間は買えませんが...
 
たとえばウインドウズっていう有名なOSがありますがこれにも当然、日本語版
とか英語版なんて言う種類があり、他にもウインドウズ95とか98とか2000
やNTなんて言う種類があり、させる仕事や開発の段階によって色々違うのです。
 
 OSってのはつまりコンピュータの一般常識みたいなもので、コンピュータ同志を
つないだり、一緒に仕事させたりするときには、互換性...つまり話の通じる 必要があり
、OSも全く同じ必要はないまでも、最低限会話ができるレベルで 同じ必要がある訳です。
まあ今やLAN(ローカルエリアネットワーク)っていう のがコンピュータ同志をつなぐ
常識的なアイテムで、これがあればどんな コンピュータも絶対につながると思っている人
が居ますが、その場合でも少々 互換性を考えないといけない場合があります。
まあこのLANていうのは 各国語ができる通訳みたいなもんだと思って置いて下さい。
後に詳しく説明する 機会を設けましょう。
 
次回はこのOSってのが実際何をしているのか説明しましょう。
 
2000.9.10 (間違いも、数続ければ、元間違い)
 
97%!ディレクター兼ドラマー兼コンポーザー兼雑用!!BBD
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