My Favourite Album
このコーナーは僕の好きな音楽、おすすめなアルバムを紹介してゆくコラムです。
2003年03月
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今回は「Swing
Out Sister/Somewhere Deep in the Night」
今回はぐっと新しいやつで、
スイングアウトシスターの
サムウェア・ディープ・イン・ ザ・ナイトだす。
1曲目。
スイングアウトといえばバカラックやらジム・ウエッブやら
マービン・ゲイ やらブライアン・ウイルソンやらエンニオ・モリコーネやら
全部まとめて面倒みてやる。
という私の音楽趣向と一致しまくる方なんですが、
今回もあれですね、先生。
と 思わずほくそ笑んでしまいます。
ジャズワルツ!3拍子じゃあないですか。
良い。
こういう音楽聞くとほっとします。
2曲目。
またまた3拍子!
良し!
しかしそれにしてもリバーブ深いです。
どっぷりとはまっていただきましょう。
「ウィル・ウィ・ファインド・ラブ?愛は見つかるの?」
と歌っておられます。
見つかるまでは家に帰ってきてはいけません。
駆け落ちでもなんでもして
是非見つけていただきたい。
3曲目。
また3拍子じゃん!
これぞジャズワルツ!
いいよお~。
いい。
カッコよすぎて、 腰振っちゃうぜ。
ちょっとブラジル的なコードプログレッションです。
「サムウェア・ ディープ・イン・ザ・ナイト。
夜のどこか深いところで。」
と歌っておられます。
二人は消えてゆくのだ。
誰にも気付かれない二人だけの世界へ。
そうなのだ。
恋とはそういうものなのだ。
ああどうして俺は早寝早起きなんだろうか。
どうして毎夜毎夜めくるめく恋の世界を知らずに
鼾をかいて寝てしまうのだろうか。
どうして六本木の夜に繰り出して行かないんだろうか。
4曲目。
インスト&ヴォーカルのコリーンの語りです。
美しいです。
でもって3拍子です。
もう4拍子の音楽なんて聞かないからね、コリーン。
僕は君の奴隷さ。
5曲目。
ていうか4拍子じゃん。
しかもテニスボールを打つ音が聞こえてきます。
この音はマービン・ゲイのホワッツ・ゴーイン・オンの
あの音ですね。
曲調もちょっぴり似てたりなんかして。
「ホワット・カインド・オブ・フール・アー・ユー。
なんてバカなの、あなたって。」
バカといわれても嬉しい、これが恋なのね。
バカバカバカ!
もっと言ってくれえ~。
6曲目。
インスト&語り!お話しになられてるのはフランス語ですね。
トレビアンとおっしゃいましたね、今。
とれびあ~んと。
嬉しいです。
僕は。
幸い小学生のとき父の仕事の関係で
フランスにいたもんですから、
あなたの愛のつぶやきが胸にしみとお ります。
とれびあ~ん。
7曲目。
このインストがパリのモンマルトルに
二人を連れていきます。
かふぇえでも飲みながら今夜の食事は何処にしょうか
なんて話そうよ、コリーン。
8曲目。
切ないインストです。
ああ今夜は寝かさないよ、コリーン。
でももし、僕が鼾かいて寝てたら、つねって起こしてね。
9曲目。
いい曲だね。
「ホエア・ザ・ヘル・ディド・アイ・ゴー・ロング?
どこで間違えたの?」なんて言わないで。
今夜で僕達はお別れだけど、
せめて今夜だけは夢を見ようよ。
10曲目。
美しいインストとコリーンのつぶやき。
ああ、何だか何処までも深みにはまってしまいそうだよ。
ああちょっとだけ寝ていい?
気持よすぎて。
え?まだ9時?
11曲目。
「タッチ・ミー・ナウ。いますぐ私にふれて。」
なんて堪りません。
うとうとしてる場合ではないぞ福冨!
こんなことは一生で何回も言われないぞ。
では失礼してちょっとだけ触らせていただきます。
12曲目。
サックスが泣かせるじゃあないですか。
コリーンの鼻歌も聞こえてきます。
せつねえ~。
13曲目。
ああ~バカラック調の曲が胸をつまらせます。
「ホエア・ドウ・アイ・ゴー? 私はどうすればいいの?
あなたの愛なしで。」
ああああああああ~。
そんなこと言わないで。
まだ僕達お会いしてもないというのに。
14曲目。
これまたせつないインストです。
深い霧にけむるロンドンの街をあの人と歩くのです。
幸い母がイギリス人なんでロンドンは庭みたいなもんです。
さああと少しだけ歩こうか。
今回はかなり出生関係で詐称いたしましたが、
気持の盛り上がりゆえということでお 許し下さい。
ではまた!
ご意見ご感想をお待ちしております。
ホームページで取り上げたいと思います。
2003.03.11