My Favourite Album
このコーナーは僕の好きな音楽、おすすめなアルバムを紹介してゆくコラムです。
2001年5月
「イヴァン・リンス」
今回紹介するのはイヴァン・リンスのアルバム
“今宵楽しく”そして“ある夜”です。
これは2つのアルバムなんだけど2イン1ということで
一枚のCDになって出ております。
イヴァン・リンスと出会ったのはパティ−・オスティンが歌った
「アイランド」という曲 だっただけどそのメロディーとコードの
複雑な美しさにやられてしまいました。
あれはまだブラジルと言えばコーヒーのブルーマウンテンしか
思い浮かばない、音楽はイ ギリスとアメリカで作られてると思ってた
浅はかな20才の秋だったでしょうか。
とにかく他の曲も聞きたくて探しました。
そして本人のアルバムを聞いた時の喜び！
どの曲も素晴らしくそしてどの曲もポルトガル語で一緒に
歌う事ができず、小学校の時に訳もわからずに
「イエスタデーワンスモア」を歌ったことまで思い出させてくれました。
いまだに曲名が読めず、だから曲名があんまり覚えられません。
アルバムタイトルも 覚えられないんで、僕の友人なんて
熱烈なファンにもかかわらず曲順だけが違うだけのベスト盤を
3枚買ったりしてます（1枚タダでもらった）。
イヴァンは1つの曲を色んなアレンジで録音し直してるんで、
つい買ってしまうというのもあるんだけどね。
最近の物も素晴らしいンだけど今回これを紹介するのは、アレンジが
シンプルなのと彼のエッセンスはこの70年代後半に出てると思うンで。
ブラジル音楽のイメージでいくと底抜けに明るいっていうのが
あるかもしんないけど、イヴァンのメロディーは泣 かせます。
一つ間違えたらメロドラマの音楽かって感じですがそれがまた良い！
日本 人の感性にぴったりです。
どの曲も素晴らしいんですが、あえて好みを言いますと
1.2.3.4.と聞きはじめると全部いいや！と言う事で是非一度お試しを！
余談ですが ライヴも素晴らしいですよ。
飾らない人柄と力を振り絞って歌う姿に心洗われます。
ということでまた来月。
ご意見ご感想をお待ちしております。
ホームページで取り上げたいと思います。
2001.6.2