My Favourite Album

このコーナーは僕の好きな音楽、おすすめなアルバムを紹介してゆくコラムです。

2003年11月


「ビーチボーイズ / ペットサウンズ」

 
今回はビーチボーイズのペットサウンズ!
はっきりいって全然興味ありませんでした。
ビーチボーイズは。
 
ビートルズに比べてオールディーズのイメージが強かったんで。
歌もすぐファルセットになって情けない感じだし。
 
サーフィンやって女の子を車に乗せてイエーみたいな。
サーフィンやんないし車の免許もないし、
女の子とイエ−はいいんだけど。
 
しかしこのアルバム聞いてそういった先入観は吹っ飛びました。
変で美しい!
この僕の基本のキーワードがぴしゃりとあてはまるのだ。
 
1曲目
素敵じゃないか。
いいじゃないか。
イントロからして素晴らしいじゃないか。
メロディーがまた心踊るじゃないか。
ブリッジ部分がまた良い。
歌詞もハッピーじゃないか。
 
2曲目
僕を信じて。
なんだかカリフォルニアで女の子と
イエーは遠い昔なんですね。
「もう僕は遊びは卒業したんだよ。福冨君。」
とブライアン・ウイルソン氏は
おっしゃりたいのでしょうか。
 
3曲目
ザッツ・ノット・ミー
「大物といわれるように頑張ることはできる。
だけどそ んなのは本当の僕じゃない。」
言ってみたいです。
未だかつて大物と言われたこと無 いですが。
 
4曲目
ドント・トーク
美しいです。
「何も言わずに僕の手をとり、胸の鼓動を
聞かせておくれ。」いちころです。
想像しただけで興奮してしまいます。
 
5曲目
待ったこの日。
エンディングが気持ちいいです。
ティンパニーがポイントです。
しかしほんと普通じゃないよなあ。
楽器の使い方。
 
6曲目
少しの間。
インストです。
美しいです。
「私はこの人生でなにをすべきなんだろうか」
などとつぶやいてしまいます。
秋の夜長にぴったりです。
非常に美しい女性とお話すると
きっとこんな気分になるんじゃないでしょうか。
 
7曲目
スループ・ジョン・B。
実はこの曲はあんまり好きじゃありません。
てことで次!
 
8曲目
神の味噌汁じゃなくて神のみぞ知る。
色んな人がカバーしてます。
敬けんなク リスチャンじゃなくても
友人の結婚式で教会に行き賛美歌を歌ったことがあるでしょう。
「愛はけして奢らず愛は寛容・・」
この曲はそんな気持にさせてくれます。
とこ ろで神の味噌汁って何が入ってるんでしょうか。
ちなみの私の好みは豆腐と揚げです。
 
9曲目
救いの道。
英語タイトルは I KNOW THERE'S AN ANSWER。
邦題タイトルつけた方、
相当入れこんでることが伝わります。
やはり途中不思議な世界へ連れていかれます。
このブライアンウィルソンの
リードヴォ−カルはくどくてちょっと好きになれません。
 
10曲目
ヒア・トゥデイ。
ベースが変です。
ポール・マッカトニーは
相当影響受けたそ うです。
じゃ僕も影響受けようっと。
 
11曲目
駄目な僕。
なんじゃあこの邦題は。
入れこむのにもほどがあるぞ!
駄目な僕って、
そこまで内にこもらなくてもいいんじゃないしょうか。
たしかにブライアン・ウ イルソンそのものって
感じはしますが。そんなこととは関係なく一番好きです。
なんと切なく美しいんでしょうか。
思わず「俺も駄目だよ。生きていくのも辛いよ。」
などと太宰治してしまいそうです。
ちなみに英語タイトルは
I JUST WASN'T MADE FOR THESE TIMES。
 
12曲目
ペットサウンド。
インストと言うとフュージョン的な
イメージを抱いていたのですが、
このアルバムのお陰ですっかり
発想が変わってしまいました。
僕のいつかインストを作ってみたいと考えております。
 
13曲目
キャロライン・ノー。
これまたいいです。
あーキャロライン、どうしてそんなに
変わってしまったの。
僕の理想の女性だった君はいったいどこへ行ってしまったんだ。
黒い髪、くりくりっとした瞳、愛くるしい微笑み、
君は僕のアイドルだったんだ。
キャロライン洋子。
「あの人は今」で是非取り上げて下さい。
爆笑問題様。
 
このアルバムはビ−チボ−イズというより
プライアン・ウイルソンのアルバムといわれてます。
そういうとこがまた惹かれます。
 
彼がソロで初来日した際、見に行ったのですが、
はっきりいって「大丈夫かこの人は。」と。
 
歌も結構やばく、ちょっぴり悲しい気持になったのですが、
最近再び来日したときは相当充実していたらしく、
次回 来たらまた行こうかなと思ってます。
 
ドラッグとかアルコールとかで、
かなりいってた人なんで無理もないけどね。
 
ということでまた!

ご意見ご感想をお待ちしております。
ホームページで取り上げたいと思います。
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2003.11.30
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