業界初!技術系コラム
題してBBDの「いまさら聞けない技術講座」
21世紀も続くよ〜ん
2001.01.10
明けましておめでとうでやんす...お久しぶりです。
BBDでげす!
色々有ったけど、技術の話・再開だ!
って事でしばらくお休みしちゃいましたが、また始めるよ。
「今更聞けない技術の話」 だーぃ!
最初の話題は勿論ライブ!
おかげさまで、盛況の内に 1/8 の97%!ライブ 終える事が
出来まして御座りまする。録音を始めるという大儀名分でしばし、
皆さんとはライブでお会いできませんがまあ、その分次作にご期待を。
ライブもそうでしたが、この所ギター弾きが増えて録音にはなかなか
好都合で、まだプリプロ作りですが、ギターサウンドだけで七変化に
なりそうで、録音する側も楽しみ...
新作と同時に色々と企画も立てておりますので、
次回ライブが出来る時期まではどうぞお楽しみに。
中には録音にゲスト参加をお願いしようと思っている方々の事で、
なかなか楽しげなアイデアとかもあって、これも自分が
密かに楽しみにしています。
思い出して下さい。(思い出せないと思うので読んでみて欲しかったり
するけど...)人間は十人十色、百花繚乱、千差万別で誰一人同じ
人間はいない。それと同じくして厳密には同じ環境にあるコンピュータは
無いと言う事がわかっていただければOKです。
但し、複数台のコンピュータを動かすときに「同一環境下」で動作させる
などという事が良く出てくるのですが、これはいかに?...環境は厳密
には同じになり得ないのに...そうですね、この場合の同一環境は
例えば特定のソフトが動くのに必要な環境が一緒という事で、
そのほか全ての環境を完全に同じにするのはかなり大変です。
このコラムには具体的な事例が少ないから話が抽象的でわかりにくいと
先日お叱りを受けましたが、まだまだ導入部分で原理的な話が多くなって
しまう事はお許し頂きたい...って所ですが、まあ時々先日のような
笑えるネタで時々フォローします。
脱線したかな...先日も書いたようにハードウェアは体で
ソフトウェアはその体を動かす「精神」とか「意思」など、
目に見える形の無い物だととりあえず思って下さい。
例えばソフトが無いハードはただの「箱」な訳で、ソフトがいかに充実して
いてもハードがそれに見合わなければ、ちゃんと仕事が出来ない...
常識的に考えても判りそうな話ですが、この辺を知識的な欲求や、
商業的な理由で「どちらかを無意味に充実させすぎ」というケースも
ままあります。 「あったまばっかりでも、か〜らだばっかりでもダメよねっ!」
っていう コマーシャルがありましたが、頭をソフトに、体をハードに置き換え
ればそのままコンピュータの環境の話につながってしまいました!
(しかし、 そのCMってえらい昔のだったような気がしますが...)
突然、具体的な話になります。
自分は元々通信系のエンジニアで、まあ現在はコンピュータを使った
録音技術とかインターネットのコンテンツ制作なんかにその経験も
多少使えているといった所ですが、エンジニア時代にかかわった様々な
ソフトの技術は当時ある意味で先端技術だったようですが、現在は
既に古いものが多いのです。時代の流れは早い物でわずか10数年で
こうまで様替わりしているのは驚きです。
しかし、少し書いたように当時使っていた基本的な原理とか技術とかは、
全く変わっていないのも事実で、今の新しい技術を理解するのに有用な訳です。
当時、データーベース・通信制御・演算処理・セキュリティー管理などと
いろんな種類のソフト開発に携わっていました。
データーベーシングは現在でも様々な情報管理(ホームページの管理や
住所録・会員管理等に始まり、果ては携帯電話のメモリーまで、
応用範囲は広いですね)に役だっています。
通信制御は最も得意分野で現在パソコンなどの相談を受ける上で
一番多いのはこの部分のトラブルです。例えばプリンタが動かないとか、
自分の仕事で多いのはMIDIで楽器の制御をする場合にトラブルシュー ティング
には欠かせない知識、あるいは通信(電話・電波・LAN等)
の基礎を理解する上で重要だったり、まあいろいろです。
演算はもっと基礎的な部分で、少し特殊ですがホームページのお買い
物機能とかに使っています。
セキュリティーは知っていれば悪用もできる知識が多いですが、
やはりインターネットのこれから根幹を担って行く分野でしょう。
しかし、全てのソフト技術も知識も実際に応用し活用するために
一番気をつけなければならないのは「環境」です。
例えば通信技術の粋を集めたプログラムを開発したとして、そのプログラム
を動かすために絶対的に必要なのは「それを動作させる環境」を整える事です。
これはものすごく早いレーシングカーを作った時、それを走らせる道路が無け
れば、無駄なモノになってしまう訳で、いくらそんな物があっても太平洋
のド真ん中では走らせようもないでしょう。
ですからプログラムも環境に合わせて変化するのが当たり前の話で、現在
市販されている多くのプログラムがソフト自体の多くの容量を割いている
のは色々な環境に対応するために必要な部分です。
という事は環境に依っては全然使わない部分もあり、無くてはならない
のにたった1〜2キロバイトの小さなプログラムが足りないために、ソフト
がちゃんと動かなかったりするのです。
さっきのレーシングカーでいえば パネルのヒューズが一本足りないって
所でしょうか。 これが環境の重要性です。
さて、次回はまた「環境」の話ですが、少し通信と画像に偏って
話を進め ましょう!
今年は「なんかいいことあるといいな〜」。では!
2001.01.10 (PCも、ソフト無ければ、ただの箱...)
変化形 (PCも、買っただけでは、ただの箱...) [誰の話!?]
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